5月の民泊は、口コミ評価を守るうえでけっこう大事な時期です。
ゴールデンウィークで宿泊者が増えたり、気温が上がってにおいが気になりやすくなったり、梅雨前で湿気対策が必要になったり。つまり、清掃スタッフにとっては「ちょっと気合い入れとこか」なタイミングです。
民泊の口コミでよく見られるのが、「部屋は広かったけど清掃が気になった」「髪の毛が落ちていた」「水回りのにおいがした」といった清潔感に関するコメント。ゲストはホテル並みの完璧さまでは求めていなくても、“気持ちよく泊まれるか”はかなり見ています。
ゲストが最初に目にするのは、やっぱり玄関です。
部屋に入った瞬間、玄関に砂ぼこりがたまっていたり、靴箱からにおいがしたりすると、第一印象がガクッと下がります。
5月は外出が増える時期なので、靴についた砂や花粉、細かいゴミが玄関に残りやすくなります。たたき部分はもちろん、ドアの内側、靴箱の棚、スリッパ置き場もチェックしましょう。
特にスリッパは要注意です。汚れやへたりがあると、一気に生活感が出ます。使い捨てタイプでない場合は、裏側の汚れやにおいも確認しておきたいところです。
ゲストが一番シビアに見る場所といえば、水回りです。
トイレ、浴室、洗面台、キッチン。このあたりは少しの汚れでも目立ちます。特に5月は気温が上がり始めるので、においも出やすくなります。
トイレでは、便器の内側だけでなく、便座の裏、床との境目、ペーパーホルダー、壁の下のほうまで確認しましょう。見落としがちな尿はねやホコリが残っていると、ゲストはすぐに気づきます。
浴室は、排水口の髪の毛、ドアのパッキン、鏡の水アカ、シャンプーボトルの底がポイントです。ボトルの底がぬるっとしていると、清潔感が一気にダウンします。
洗面台も、蛇口まわりの水アカや鏡の飛び散り跡を忘れずに。ピカッとしているだけで「ちゃんと掃除されてる感」が出ます。
民泊のキッチンは、使うゲストもいれば使わないゲストもいます。でも、使わない人でも意外と見ます。
シンクに水滴が残っていたり、電子レンジの中にソースの飛び散りがあったり、冷蔵庫に前のゲストの忘れ物があったりすると、かなり印象が悪くなります。
特に5月はゴールデンウィーク明けで、家族連れや連泊利用のあとに食品の残りが出やすい時期です。冷蔵庫の奥、冷凍庫、調味料スペース、ゴミ箱の底まで確認しましょう。
電子レンジやトースターは外側だけ拭いて満足しがちですが、中が汚れているとアウトです。扉を開けた瞬間に「前の人のパスタ、まだあるね」状態は避けたいところです。
キッチンは“誰かが使ったあと”ではなく、“これから気持ちよく使える状態”に整えるのがポイントです。
寝る場所の清潔感は、口コミ評価にかなり影響します。
シーツがきれいでも、枕元や布団の上、マットレスの端に髪の毛が1本あるだけで、ゲストは不安になります。「本当に交換したのかな?」と思われてしまうんですね。
ベッドメイク後は、上から見るだけでなく、枕まわり、足元、ベッド下、サイドテーブルの上も確認しましょう。黒い髪の毛は白いシーツで目立ちますし、逆にホコリは濃い色の家具で目立ちます。
5月は寝具の切り替え時期でもあります。冬用の厚手布団をしまう場合は、収納前に湿気やにおいを確認しましょう。梅雨前に湿ったまま収納すると、あとでカビやこもったにおいの原因になります。
テレビ、エアコン、リモコン、照明スイッチ、Wi-Fiルーター。こういった家電まわりも、ゲストは意外と見ています。
特にリモコンは手に取るものなので、ベタつきやホコリがあると気になります。テレビ台の上、エアコンの吹き出し口、延長コードまわりもチェックしましょう。
5月後半になると、暑い日はエアコンを使うゲストも増えます。フィルターにホコリがたまっていたり、運転時にカビっぽいにおいがしたりすると、口コミで指摘されやすいです。
エアコンは本格的な夏前に試運転して、におい、効き具合、リモコンの電池を確認しておくと安心です。部屋がおしゃれでも、エアコンから「むわっ」と来たら全部持っていかれます。
5月は気候がよく、窓を開けるゲストも増えます。そこで目に入りやすいのが、窓サッシや網戸、ベランダです。
窓ガラスに手あかが残っていたり、サッシに砂ぼこりがたまっていたりすると、部屋全体がなんとなく雑に見えます。網戸のホコリや破れもチェックしておきましょう。
ベランダは、室内ほど毎回しっかり見ない場所かもしれません。でも、洗濯物を干すゲストや外の景色を見るゲストは普通に使います。落ち葉、吸い殻、虫の死骸、排水口のゴミがあると、かなり残念な印象になります。
ベランダは「外だからまあいいか」ではなく、ゲストが使う場所として見ておくのが大切です。
清掃で見落としがちなのが、においです。
部屋に入った瞬間のにおいは、ゲストの印象を大きく左右します。生ゴミ、排水口、トイレ、湿った寝具、エアコン、靴箱。このあたりは5月から特に注意したい場所です。
においの怖いところは、清掃している側が慣れてしまうこと。毎回同じ部屋に入っていると、少しのにおいに気づきにくくなります。入室直後に一度深呼吸して、「変なにおいがしないか」を確認する習慣をつけるといいです。
ただし、強い芳香剤でごまかすのはおすすめしません。香りが強すぎると、逆に不快に感じるゲストもいます。まずは原因を取ること。香りは仕上げ程度がちょうどいいです。
5月の民泊清掃では、口コミ評価を守るために「ゲスト目線」で見ることが大切です。
玄関の砂ぼこり、水回りの水アカやにおい、キッチンの食品残り、ベッド周りの髪の毛、家電まわりのホコリ、窓やベランダの汚れ。どれも小さなことですが、ゲストにとっては印象を左右する大事なポイントです。
特に5月は、ゴールデンウィーク後の汚れ、梅雨前の湿気、虫やにおいの出始めなど、清掃で先回りしたい要素がたくさんあります。
「ここまで見る?」と思う場所ほど、口コミを守るカギになります。ゲストの目線で、部屋をぐるっと確認してみましょう。清掃のひと手間が、「また泊まりたい」にしっかりつながる可能性があります。
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