洗面台や鏡はきれいなのに、ドライヤーを持ち上げると髪の毛が落ちている。持ち手を触ると少しベタつく。こうした状態は、民泊の洗面所で意外と見落としやすいところです。
ドライヤーは宿泊者が直接手に取るため、汚れが残っていると目につきます。
さらに確認したいのが、吸込口のホコリや電源コードの状態です。見た目には問題がなくても、風が弱くなっていたり、使用中に焦げたようなニオイがしたりすることもあります。
民泊では、宿泊者が入れ替わりながら同じドライヤーを使います。家庭で使う場合とは利用頻度や扱われ方も違うため、本体をきれいにするだけでなく、次の宿泊者が使える状態かまで確認しておくと安心です。
ドライヤー以外の家電についても見直したい場合は、民泊で用意したい家電と清掃のポイントも参考にしてください。
民泊のドライヤー清掃は本体だけでなく周辺まで見る
ドライヤーでまず目につくのは、本体や持ち手の汚れです。
整髪料やハンドクリーム、皮脂などが付くと、持ち手がベタついたり、スイッチまわりに指の跡が残ったりします。
ただ、本体を拭いて終わりではありません。
ドライヤーの後ろ側にある吸込口には、空気と一緒にホコリや髪の毛が集まりやすくなります。吹出口にも細かなゴミが付くことがあります。
収納している棚やボックスも同じです。ドライヤーを動かしたら、その下から長い髪の毛が出てきたということもあります。
清掃するときは、本体とあわせて次の場所を見ておきます。
・持ち手やスイッチまわり
・吸込口
・吹出口
・電源コードとプラグ
・ドライヤーを置いている棚や収納
数か所を見るだけでも、表面を拭くだけでは気づかなかった汚れや異常を見つけやすくなります。
民泊のドライヤー清掃で確認したい5か所
吸込口のホコリや髪の毛
最初に見たいのが、本体後部にある吸込口です。
網目の部分に薄くホコリが付いている程度なら目立ちにくいですが、汚れがたまると網目が白っぽくなったり、髪の毛が絡んだりします。
特に、
・網目の一部がホコリでふさがっている
・髪の毛が絡み付いている
・ホコリが固まっている
といった状態は、そのままにしない方がよいでしょう。
手入れの方法は製品によって異なります。電源プラグを抜き、本体が冷めてから、使用しているドライヤーの取扱説明書に沿ってホコリや髪の毛を取り除きます。
フィルターやカバーを外せる製品もありますが、すべてのドライヤーが同じ構造ではありません。外し方が分からない部分まで無理に触らないようにします。
吹出口に付いたホコリや異物
風が出る側も確認します。
吹出口の網目にホコリや髪の毛が付いていないか、正面から見てみましょう。
奥に汚れが見えても、細い棒や金属製の道具を差し込んで取ろうとするのは避けます。
見える範囲であっても、どのように清掃するかは製品によって違います。取扱説明書で指定されている方法に合わせる方が確実です。
持ち手やスイッチまわりのベタつき
宿泊者がよく触るのが、持ち手とスイッチです。
見た目では気にならなくても、触ってみると皮脂や整髪料でベタついていることがあります。
・持ち手
・電源スイッチ
・風量切替スイッチ
・冷風ボタン
・折りたたみ部分
このあたりを本体と一緒に確認します。
洗面所で使う家電ですが、水を直接かけて洗うものではありません。拭き方や使用できる洗剤についても、製品ごとの説明に従います。
電源コードとプラグ
ドライヤー本体がきれいでも、コードが傷んでいることがあります。
民泊では宿泊者によって扱い方が変わるため、清掃時にコードも目で見ておきたいところです。
・コードが強くねじれていないか
・被覆に傷や亀裂がないか
・本体との付け根が不自然に曲がっていないか
・プラグに変形や変色がないか
また、収納するときにコードを本体へ何重にもきつく巻き付けるのは避けます。
見た目を整えるためにコードへ負担をかけないことも、ドライヤー管理の一つです。
ドライヤーを置いている棚や収納
本体をきれいにしても、下に髪の毛やホコリが残っていると清潔には見えません。
ドライヤーを一度持ち上げて、
・棚の上
・収納ボックスの中
・コードの下
・コンセントまわり
・棚の角
まで見ておきます。
洗面所は髪の毛が残りやすい場所です。ドライヤー周辺だけでなく、水回り全体で髪の毛を残さない清掃については、
宿泊施設のシャワー・洗面スペースで髪の毛を残さない清掃ポイントも参考になります。
民泊のドライヤーが焦げ臭いときはそのまま戻さない
清掃後にドライヤーを動かしたとき、普段とは違う焦げたようなニオイを感じることがあります。
吸込口や吹出口に付いたホコリや髪の毛が内部に入り、ニオイの原因になる場合もあります。
まずは電源を切ってプラグを抜き、
・吸込口にホコリがたまっていないか
・吹出口に髪の毛や異物が付いていないか
・コードやプラグに異常がないか
を確認します。
取扱説明書に書かれた範囲で手入れをしてもニオイが続く場合や、異音、煙、異常な発熱などがある場合は、そのまま使い続けない方がよいでしょう。
清掃スタッフが原因を突き止める必要もありません。
「いつもと違う」と気づいた時点で使用を止め、オーナーや管理者へ伝える方が、その後の判断もしやすくなります。
本体を分解したり、コードを直したりする作業まで清掃スタッフが行う必要はありません。
民泊清掃ではドライヤーの動作確認も決めておく
ドライヤーは、見ただけでは故障が分からないことがあります。
本体も収納場所もきれいなのに、次の宿泊者が使おうとしたら電源が入らない。こうなると、清掃自体に問題がなくてもチェックイン後の問い合わせにつながります。
物件の清掃ルールに動作確認を含めるのであれば、
・電源が入るか
・風が出るか
・異音がしないか
・焦げたようなニオイがしないか
といった簡単な項目を決めておくと運用しやすくなります。
清掃スタッフに家電の故障診断まで求める必要はありません。
例えば、
「電源が入らない」
「温風が出ない」
「風が急に弱くなる」
「いつもと違う音がする」
「焦げ臭い」
「コードの付け根に傷がある」
という状態が分かれば、オーナー側で交換や点検の判断ができます。
異常を見つけたら写真と症状を一緒に送る
オーナーが現地にいない場合、「ドライヤーがおかしいです」だけでは状態を判断しにくくなります。
異常があった場所の写真に加えて、
・電源が入るか
・温風が出るか
・異音があるか
・異臭があるか
まで伝えると状況が分かりやすくなります。
コードに傷があれば、その部分が分かる写真も残します。
民泊清掃の写真報告については、
民泊清掃の写真報告でオーナーが確認したい撮影箇所でも詳しく解説しています。
清掃後の完成写真と、破損や不具合などの異常報告を分けておけば、遠隔で物件を管理している場合でも確認しやすくなります。
民泊のドライヤー清掃は毎回の確認と定期的な手入れを分ける
ドライヤーを毎回細かく分解して清掃する必要はありません。
一方で、宿泊者が入れ替わるたびに見ておきたい場所もあります。
そこで、チェックアウト清掃のたびに見る項目と、定期的に手入れする項目を分けておくと無理なく続けられます。
チェックアウト清掃のたびに見る場所
毎回確認したいのは、すぐに見られる部分です。
・本体に目立つ汚れがないか
・持ち手がベタついていないか
・周辺に髪の毛が残っていないか
・吸込口に目立つホコリがないか
・コードに傷や強いねじれがないか
・決められた場所に収納されているか
物件のルールで動作確認を行う場合は、このタイミングで一緒に済ませます。
定期的に手入れする場所
吸込口やフィルターなどは、使用しているドライヤーの説明書に記載された頻度を目安に手入れします。
確認したいのは、
・吸込口
・吹出口
・取り外せるフィルター
・電源コード
・プラグ
などです。
民泊だから一律で何日に1回と決めるより、製品の指定と実際の汚れ方を見ながら頻度を決める方が現実的です。
稼働率が高く、短期間で吸込口にホコリがたまる物件なら、確認の間隔を短くします。
民泊のドライヤー清掃で避けたい扱い方
ドライヤーの汚れに気づいたときも、無理な清掃はしないようにします。
電源につないだまま手入れしない
本体や吸込口を清掃するときは、使用する製品の説明書を確認したうえで作業します。
基本的には電源を切り、必要に応じてプラグを抜き、本体が冷めてから手入れします。
使用直後に吹出口を触るのも避けましょう。
分からない部分まで分解しない
吸込口の奥にホコリが見えても、カバーや本体を勝手に分解する必要はありません。
フィルターを取り外して清掃できる製品もあれば、構造が異なるものもあります。
説明書で確認できない部分は触らず、通常の手入れで改善しない場合はオーナーへ報告します。
コードを本体にきつく巻かない
収納するときに、コードを本体へ何重にも巻き付けると見た目はすっきりします。
しかし、コードの付け根が繰り返し強く曲がるような収納は避けた方がよいでしょう。
コードに無理な力がかからないようにまとめ、物件内で収納方法を統一しておくとスタッフによる差も出にくくなります。
異常があるまま次の宿泊者用に戻さない
電源が入ったとしても、
・動作が不安定
・急に風が弱くなる
・焦げたようなニオイがする
・異音がする
・コードやプラグに異常がある
といった状態なら、そのまま収納場所へ戻さず、オーナーや管理者へ報告します。
チェックインまでの時間が短い物件では、予備のドライヤーを1台用意しておくと交換もしやすくなります。
民泊のドライヤー管理は清掃マニュアルに入れておく
ドライヤーの汚れや不具合が放置される原因は、清掃方法よりも「誰がどこまで見るのか」が決まっていないことがあります。
オーナーは清掃時に確認されていると思っていて、清掃スタッフは本体を元の場所へ戻すだけだと思っている。このような認識の違いがあると、異常に気づくのが遅れます。
清掃マニュアルには、例えば次のように決めておきます。
・本体と持ち手を拭く
・ドライヤー下の髪の毛を取る
・吸込口を目視する
・コードとプラグを見る
・必要に応じて動作を確認する
・異常があれば写真を撮る
・異常がある場合は使用せず報告する
この程度まで決めておけば、担当者が変わっても確認内容を合わせやすくなります。
ドライヤーだけでなく、テレビ、電子レンジ、電気ケトル、照明なども同じです。
チェックアウト清掃の際に、どこまで備品や設備を見るのかを決めておけば、不具合を見つけたときの対応もスムーズになります。
清掃だけでなく、備品の状態確認や破損・忘れ物の報告までまとめて任せたい場合は、クリーンスマイルズの民泊清掃サービス内容を確認するから対応内容をご覧いただけます。
民泊のドライヤー清掃は「きれいにする」だけで終わらせない
民泊のドライヤー清掃では、本体の汚れだけを見て終わらせないことが大切です。
・持ち手や本体をきれいにする
・吸込口や吹出口にホコリがないか見る
・収納場所の髪の毛を取る
・コードやプラグの状態を見る
・必要に応じて動作を確認する
・異常があればそのまま使わず報告する
この流れを決めておけば、洗面所の清掃と一緒に確認できます。
民泊では、オーナーが毎回チェックアウト後の室内を見られるとは限りません。
だからこそ、清掃に入ったときにドライヤーや家電の変化へ気づけるようにしておくと、次の宿泊者が使う前に対応できます。
清掃のついでに設備の状態まで見る。
ドライヤーのように毎回使われやすい備品ほど、このひと手間が役立ちます。
大阪の民泊清掃ならクリーンスマイルズへ
民泊のチェックアウト後は、ベッドメイクや浴室、トイレ、キッチンの清掃だけでなく、アメニティの不足、忘れ物、備品の破損なども確認する必要があります。
特にオーナーが現地から離れている場合、清掃後の室内がどうなっているのか分かる報告体制も重要です。
クリーンスマイルズでは、大阪の民泊清掃に対応し、清掃の開始・完了連絡や、忘れ物・破損物の報告、清掃前後の写真報告なども行っています。
「自分で毎回物件を確認するのが難しい」
「清掃後の状態まで把握したい」
「清掃とあわせて備品の異常にも気づいてほしい」
といった民泊オーナー様は、物件の広さや清掃内容とあわせてご相談ください。
大阪の民泊清掃についてクリーンスマイルズへ問い合わせる