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大掃除はいつから始める?10月から進める秋掃除の月別スケジュールと順番

大掃除はいつから始める?10月から進める秋掃除の月別スケジュールと順番

最終更新日: 2026-10-29
大掃除はいつから始めるのが正解か。結論は10月からです。ただし、これは外まわりや油汚れなど「寒くなると手間が増える場所」の話で、家じゅうの掃除を10月に終える必要はありません。10月と11月に手間のかかる場所を片付け、12月は仕上げだけにすれば、年末に慌てずに済みます。

まず結論だけを一覧にします。

・10月:窓・網戸・ベランダ・玄関など外まわりと、カーテンなどの大物
・11月:レンジフードの油汚れ、浴室のカビなど、時間がかかる場所
・12月上旬:トイレ・洗面台など水まわりの仕上げ
・12月下旬:床と玄関の最終確認だけ

地域によって、外仕事を終える目安は変わります。

・寒冷地(北海道・東北・北陸の内陸など):水を使う外仕事は10月中に終える前提で組む
・関東・関西など本州の都市部:外仕事は11月上旬までが目安
・九州南部・沖縄など暖かい地域:11月下旬でも外仕事に余裕がある

これはあくまで目安です。自分の地域の気温の傾向は、気象庁が公開している平年値でも確認できます。この記事では、この月別配分を軸に、今年やる場所の決め方、場所別の進め方、当日の順番までを具体的に解説します。 この記事の発信元大阪民泊清掃代行 クリーンスマイルズ運営:株式会社クリーンスマイルズ大阪を拠点に、民泊やホテルの客室、ビル・店舗などの清掃を行っています。このコラムでは、汚れや素材に合った洗剤の選び方、洗濯のコツ、日頃のお手入れ方法など、清掃の専門知識を生かして、ご家庭でも役立つ情報を紹介しています。運営会社・事業内容を見る ›目次01 大掃除の月別スケジュール|10月・11月・12月の分担02 今年やる場所と、やらない場所の決め方03 場所別の進め方|窓・キッチン・水まわりの注意点04 大掃除当日の順番ルール|上から下へ、待ち時間のある作業から05 そろえる道具と洗剤|安全に使うための決まり06 続けるための工夫|小さく分けて無理なく進める07 大掃除は12月13日から28日までが目安とされる理由08 よくある失敗と防ぎ方09 よくある疑問10 まとめ|答えは「10月から始めて、仕上げは12月下旬」

大掃除の月別スケジュール|10月・11月・12月の分担

​月ごとに「その月にしかできないこと」から置いていくと、スケジュールは自然に決まります。進める量の目安は、週末に1回から2回、1回あたり30分から1時間です。家の広さや家族の人数、汚れのたまり具合で変わるため、1回で終わらなければ翌週に分けて構いません。
10月|外まわりと大物から始める
・窓ガラス、網戸、サッシの溝
・ベランダと玄関まわり
・カーテンの洗濯
・エアコンのフィルターと吹き出し口
・使っていない物の仕分けと不用品の処分

10月の狙いは、水を使う作業と日照に左右される作業を、寒くなる前に終わらせることです。物の仕分けをこの時期に始めると、捨てる物が決まった状態で11月以降の掃除に集中できます。不用品の処分は、自治体の粗大ゴミ受付が年末に締め切られる前に手配まで済ませておくと安心です。
11月|油汚れとカビなど時間がかかる場所を片付ける
・レンジフードと換気扇の油汚れ
・コンロまわりとキッチンの壁
・浴室のカビ、排水口、鏡の水垢
・洗濯槽の洗浄
・冷蔵庫の中の整理と拭き上げ

油汚れは、気温が下がると固まって落としにくくなります。11月はまだ洗剤と汚れが動きやすく、つけ置きの効果も出やすい時期です。この月は、つけ置きや洗浄など「待つ時間」が必要な場所を集中的に片付けます。
12月上旬|水まわりの仕上げ
・トイレ全体
・洗面台と鏡
・キッチンのシンクと排水口
・ドアノブ、スイッチ、リモコンなど手が触れる場所

水まわりは汚れが戻りやすいため、あえて後ろに置きます。土台がきれいになっていれば、来客の前に改めて拭くのも短時間で済みます。
12月下旬|日常掃除の延長で終わらせる
・床の掃除機がけと拭き掃除
・玄関の最終確認
・全体を見回しての手直し

12月下旬に残るのがこの程度なら、スケジュールは成功です。年末はゴミ収集が止まる自治体が多いため、掃除で出るゴミの最終日は12月に入る前に確認しておいてください。
住んでいる形態で配分を変える
マンションでは、ベランダに水を流す掃除が管理規約で制限されていることがあります。その場合は10月のベランダ掃除を、新聞紙とブラシで汚れを集める「水を使わない方法」に置き換えてください。窓の外側も、手の届く範囲だけに留めるのが安全です。

賃貸では、強い洗剤や研磨剤で建材を傷付けないことが優先です。落としにくい汚れは無理に攻めず、拭き取りと中性洗剤の範囲で済ませる配分に変えます。

一戸建ては外まわりを広く扱える分、10月の作業量が増えます。高所の作業は無理のない範囲に分け、1日で終えようとしないでください。
予定が崩れたときの組み直し方
雨や体調不良で週末が1回つぶれることは、3か月の計画では必ず起きます。その場合は、次の優先順位で組み直してください。

1. 守るのは「外仕事」と「油汚れ」。寒くなると手間が増えるため、後ろにずらすほど不利になります
2. 後ろに送ってよいのは水まわりの仕上げと室内の拭き掃除。直前にやる方が、きれいな状態で年末を迎えられます
3. 1回分を丸ごと落とすのではなく、作業を半分に割って平日の夜に回すと、遅れを取り戻しやすくなります

今年やる場所と、やらない場所の決め方

​大掃除というと「家じゅう全部」と考えがちですが、今年やる範囲を先に決める方が、結果的に終わります。次の3つの質問で、場所ごとに振り分けてください。
3つの質問で振り分ける
1. 去年、その場所を大掃除でやったか
2. 普段の掃除で、月に1回以上は手が入っているか
3. 年末年始に来客がその場所を見るか

「去年やっていない」「普段も手が入らない」「来客が見る」の3つが重なる場所は、今年の優先対象です。逆に、去年やって普段も手入れしている場所は、軽い拭き掃除で十分です。この振り分けで対象を絞ると、月別スケジュールに置く作業は思ったより少なくなります。
来年に送ってよい場所
収納の奥の整理や、普段使わない部屋の念入りな掃除は、年末である理由が薄い場所です。来客の動線に入らず、衛生面の問題もない場所は、来年の春など、別の時期に回して構いません。「やらない」と決めるのではなく「時期をずらす」と決めると、罪悪感なく計画から外せます。
業者に回すという判断
レンジフードの内部やエアコンの内部など、自分では分解できない場所は、最初から業者に回す前提で計画を組む方が現実的です。予約は12月に入ると取りにくくなるため、回すと決めた場所は10月のうちに予約まで済ませてください。自分でやる場所と任せる場所を先に分けることが、計画全体の無理をなくします。

場所別の進め方|窓・キッチン・水まわりの注意点

​窓・網戸・サッシ
窓ガラスは、曇りの日や直射日光の当たらない時間帯に拭くと、乾きムラや拭き跡が出にくくなります。水拭きの後に乾いたクロスで仕上げるのが基本です。サッシの溝は、砂とホコリがたまった状態で水をかけると泥になって残るため、乾いた状態で溝用ブラシで掻き出し、落としきれない分だけ濡らした布で拭き取ります。網戸の汚れの落とし方は、網戸掃除でほこり汚れをスッキリ除去する方法で詳しく紹介しています。
レンジフード・換気扇
フィルターとファンで作業の手間が大きく違うため、取扱説明書で外せる部品の範囲を確認してから始めてください。外した部品は、ぬるま湯に洗剤を溶かしてつけ置きすると、力を入れなくても油が浮いてきます。外せない内部の汚れは、無理に分解せず、つけ置きと拭き取りでできる範囲に留めるのが安全です。
エアコン
冷房で使ったままのフィルターにはホコリが付いています。暖房を使い始める前にフィルターと吹き出し口を確認しておくと、暖房の効きの悪さや運転開始時のニオイを防げます。確認の手順は、秋冬に暖房を使い始める前に確認しておきたいエアコン清掃が参考になります。
カーテン
ホコリとニオイを吸いやすいのに、洗う機会が少ない場所です。洗濯表示を確認し、洗えるものは秋の日差しでしっかり乾かしましょう。洗えない素材は、掃除機の布用ノズルでホコリを吸うだけでも印象が変わります。
ベランダ・玄関
秋は落ち葉が増える季節です。ベランダの排水口に落ち葉が詰まると水が流れず、汚れとニオイの原因になります。排水口の落ち葉を取り除き、床の土汚れを落としておくと、冬の間の汚れ方が変わります。マンションで水を流せない場合は、濡らした新聞紙で汚れを集める方法でも代用できます。玄関は年末に来客を迎える場所でもあるため、たたきの汚れと靴の整理を秋のうちに一度リセットしておくと、12月は軽い掃除で済みます。
浴室・トイレ・洗面台
水まわりは12月上旬の仕上げが担当ですが、浴室のカビだけは11月のうちに落としておいてください。カビ取りは洗剤を置く時間が必要で、寒い時期は換気で体が冷えるためです。トイレと洗面台は汚れが戻りやすいので、仕上げの時期にまとめて行う方が効率的です。

大掃除当日の順番ルール|上から下へ、待ち時間のある作業から

​月単位の配分が決まったら、1日の中の順番は次の3つで決まります。
上から下へ進める
天井、照明、カーテンレールなど高い場所のホコリは下に落ちます。床や家具を先にきれいにしても二度手間になるため、高い場所から低い場所へ進めるのが基本です。
奥から手前へ進める
押し入れや収納の奥、部屋の奥から始めると、出した物の置き場所と作業の動線が確保できます。手前から始めると、終わった場所を通って物を運ぶことになり、汚れを戻してしまいます。
待ち時間があるものから手をつける
つけ置きが必要な換気扇の部品、カーテンの洗濯、洗濯槽の洗浄は、始めてから終わるまでに時間がかかります。最初にこれらを仕掛けておき、待ち時間に別の場所を進めるのが、結果的にいちばん早い進め方です。

そろえる道具と洗剤|安全に使うための決まり

​道具は、始めてから買い足すと作業が止まります。最初に一通りそろえておきましょう。

・ゴム手袋と使い捨て手袋
・マスク
・マイクロファイバークロスと、捨ててもよい古タオル
・研磨面のないスポンジと、使い捨ての小さいスポンジ
・溝用ブラシと古い歯ブラシ
・中性洗剤
・アルカリ性洗剤(油汚れ用)
・クエン酸(水垢用)
・重曹またはセスキ炭酸ソーダ
・塩素系カビ取り剤(浴室のカビ用)
・ゴミ袋と、仕分け用の段ボール
洗剤の安全な使い方
塩素系の洗剤と酸性の洗剤が混ざると、有毒な塩素ガスが発生します。「混ぜるな危険」の表示は必ず守ってください。加えて、次の点も重要です。

・塩素系の洗剤は必ず単独で使う。別の洗浄剤と続けて使うことも避ける
・排水口などには前に使った洗剤が残っていることがあるため、使用後は水を十分に流す
・塩素系を使う日と酸性の洗剤を使う日は分け、同じ日に両方を使わない
・換気を十分に行い、ゴム手袋などの保護具を着ける
・素材によってはアルカリ性洗剤やクエン酸で変色することがあるため、目立たない場所で試してから全体に使う

塩素系洗浄剤の安全な使い方については、国民生活センターの注意喚起も参考にしてください。

続けるための工夫|小さく分けて無理なく進める

​秋から始める方法で失敗しやすいのは、最初の週末に張り切りすぎて続かなくなるパターンです。続けるコツは、1回の作業を「今日は網戸だけ」「今日は洗濯槽の洗浄だけ」というように、終わりが見える単位に分けることです。少しずつ進める進め方は、投稿でも「ちょこちょこ大掃除」と呼ばれて広がっています。

進み具合は、場所のリストを作って終わった場所から消していく方法が見やすくおすすめです。残りが把握できると、年末が近づいても焦りません。家族と分担する場合は、場所単位で担当を決めると、進み具合の差が見えやすくなります。
現場の段取りは「待ち時間」から組む
民泊やホテルの客室清掃では、限られた時間で部屋を仕上げるため、洗濯やつけ置きなど「待つ作業」から先に仕掛け、待ち時間に別の場所を進める段取りが基本です。チェックアウト後の清掃で最初に洗濯機を回し、洗い終わるまでに浴室とキッチンを済ませる、といった組み立てです。家庭の大掃除でも、1日の最初に「待つ作業」を置くかどうかで、全体の進み方が変わります。

大掃除は12月13日から28日までが目安とされる理由

​大掃除の時期として昔から知られている目安が、12月13日から28日までです。12月13日は「正月事始め」と呼ばれる日で、年神様を迎える準備を始める日とされてきました。この日に家中のすすを払う「煤払い(すすはらい)」を行ったことが、大掃除を始める目安の由来です。煤払いについては、神社本庁の解説でも紹介されています。
終わりの目安は12月28日
終える時期の目安は12月28日です。29日は「苦」に通じること、31日は正月飾りを慌ただしく飾る「一夜飾り」にあたることを避ける慣習があり、掃除も飾り付けも28日までに済ませる形が定着しています。年末でゴミの収集が止まる自治体が多いという実務の面でも、28日は無理のない締め切りになります。
前倒しと慣習は両立する
12月13日は「始める目安」であって、それより前に掃除をしてはいけないという決まりではありません。この記事の進め方では、時間のかかる作業を秋のうちに済ませ、12月13日から28日を仕上げの期間として使います。慣習を大切にしたい場合も、最後の仕上げをこの期間に置けば、区切りはそのまま残ります。

よくある失敗と防ぎ方

​12月に全部詰め込む
最も多い失敗です。「まだ時間がある」と先送りするうちに12月になり、寒さと忙しさで手が止まります。防ぎ方はシンプルで、10月のうちに外まわりだけでも終えておくことです。最初の一歩が計画全体を動かします。
洗剤を増やしすぎる
場所ごとに専用洗剤を買い足すと、使い分けの管理が難しくなり、混用事故の危険も増えます。基本は中性洗剤、油汚れにアルカリ性、水垢にクエン酸、カビに塩素系の4種類で足ります。増やす前に、手持ちで代用できないか確認してください。
ゴミの収集日を見落とす
掃除そのものは終わっても、出たゴミが年内に回収されなければ家に残ります。粗大ゴミの受付締切と、年末最後の収集日は、掃除を始める前に確認しておくのが確実です。
道具を始めてから買い足す
作業の途中で道具を買いに行くと、その日はそこで終わってしまいます。道具と洗剤は、最初の週末の前にそろえておいてください。

よくある疑問

​12月から始めても間に合いますか
間に合わせることはできます。ただし、寒さで外仕事と油汚れの手間が増えるため、範囲を絞ることが前提です。今年やる場所の振り分けで優先度が高い場所だけに絞り、水まわりの仕上げと床・玄関に集中すれば、2〜3回の週末でも形になります。
秋にやると、年末までに汚れて二度手間になりませんか
ホコリや軽い汚れは戻ります。ただし、油汚れやカビ、網戸の汚れのような「時間のかかる汚れ」は戻り方が緩やかで、年末は軽く拭くだけで済みます。前倒しの価値は、重い作業を秋に終わらせることにあります。
全部やらなくてもよいのでしょうか
問題ありません。大掃除は家じゅうを完璧にすることではなく、気持ちよく年を越せる状態にすることです。衛生面で気になる場所と、来客の目に触れる場所を優先し、それ以外は時期をずらす判断も正解です。

まとめ|答えは「10月から始めて、仕上げは12月下旬」

​大掃除をいつから始めるか迷ったら、答えは10月です。10月は外まわりと大物、11月は油汚れとカビ、12月は水まわりの仕上げと最終確認という分担にし、住んでいる地域と形態に合わせて前後させてください。今年やる範囲は、去年やったか・普段の手入れ・来客の3つで絞ると無理がなくなります。

まずは今週末、窓か網戸のどちらか1か所から始めてみましょう。小さな完了を重ねることが、年末を慌てずに迎える一番の方法です。

大掃除の一部だけでも手が回らないときは、クリーンスマイルズへご相談ください。ご自宅の清掃のほか、民泊・店舗の清掃にも対応しています。お問い合わせはこちら