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泥汚れの洗剤はどれがいい?衣類別の選び方と落ちないときの対処

泥汚れの洗剤はどれがいい?衣類別の選び方と落ちないときの対処

最終更新日: 2026-10-27
服や靴下についた泥汚れは、普段の洗濯用洗剤で洗っても茶色い跡が残ることがあります。泥は水に溶けにくい土や砂の粒子を含むため、洗剤だけで落とそうとするより、洗濯前の処理を組み合わせる方が効果的です。

白い靴下などの頑固な部分汚れには洗濯石けん、色落ちが心配な衣類には中性・無けい光の部分洗い剤、広範囲の泥汚れには衣類に合った液体洗剤を使った下洗いが基本的な選び方です。

例えば、白い靴下の黒ずんだ泥汚れにはウタマロ石けん、色落ちさせたくない衣類にはウタマロリキッドが選択肢になります。泥汚れ専用の部分洗い剤を使う方法もあります。

洗剤を選んだら、乾いた泥をできるだけ払い落とし、汚れた部分に洗剤を使ってから洗濯します。一度洗っても落ちなかった場合も、汚れの残り方によって対処できます。 この記事の発信元大阪民泊清掃代行 クリーンスマイルズ運営:株式会社クリーンスマイルズ大阪を拠点に、民泊やホテルの客室、ビル・店舗などの清掃を行っています。このコラムでは、汚れや素材に合った洗剤の選び方、洗濯のコツ、日頃のお手入れ方法など、清掃の専門知識を生かして、ご家庭でも役立つ情報を紹介しています。運営会社・事業内容を見る ›目次01 泥汚れに使う洗剤は、衣類の色と汚れ方で選ぶ02 泥汚れを落とすには、洗濯前のひと手間が効く03 洗濯しても泥汚れが落ちないときは?04 オキシクリーンや重曹、漂白剤でも泥汚れは落ちる?05 泥汚れ用の洗剤を買い足す前に確認したいこと

泥汚れに使う洗剤は、衣類の色と汚れ方で選ぶ

​泥汚れが付いたからといって、すぐに専用洗剤を買う必要はありません。まずは手持ちの衣類用洗剤が、汚れへの直接塗布やつけ置きに対応しているかを確認してください。

普段の洗剤で前処理ができるなら、それを使って洗う方法から始められます。部分的な頑固な汚れが残る場合は洗濯石けん、泥汚れが頻繁に付いて下洗いが負担になる場合は、泥汚れ専用の部分洗い剤を検討します。

ただし、白い衣類と色柄物では使える洗剤が異なることもあります。洗剤の種類だけでなく、衣類の色や素材、前処理の方法まで含めて選ぶことが必要です。
白い靴下などの部分汚れには洗濯石けん
白い靴下の足裏や、白地の体操服の膝についた頑固な泥汚れには、洗濯用の固形石けんが使えます。

代表的なのがウタマロ石けんです。泥で汚れた部分に直接塗り、もみ洗いしてから洗濯機で洗うための製品で、靴下やユニフォームの部分洗いにも使えます。

例えば、靴下の足裏だけが茶色くなっている場合は、衣類全体をつけ置きするより、汚れた部分に石けんを塗って集中的に洗う方法が向いています。

固形石けんは、汚れた部分に直接塗り込んで手でもみ洗いできることが利点です。一方、泥汚れが付いた靴下を何足も洗う場合は、毎回手でもみ洗いするのが負担になることもあります。

ウタマロ石けんは弱アルカリ性で、蛍光増白剤が配合されています。白い衣類に向いていますが、生成りやオフホワイト、色柄物では色合いが変わる可能性があります。

白地に色のついた模様がある体操服なども、白い部分だけを見て判断せず、生地全体の色と洗濯表示を確認してください。

手でもみ洗いする手間を減らしたい場合には、泥汚れ専用の液体部分洗い剤も選択肢になります。

例えばNANOX ドロ用は、泥の粒子を浮かせるための成分とブラシ付き容器を備えた製品です。靴下などの泥汚れにブラシでこすりながら直接塗り、その後は通常の洗剤を使って洗濯します。

ウタマロ石けんは手でもみ洗いするのに対し、NANOX ドロ用は付属ブラシで汚れを処理してから洗濯機で洗います。

手でもみ洗いする方法と、ブラシで洗剤を塗って洗濯機で洗う方法という作業の違いで選べます。

ただし、NANOX ドロ用は塗布後に放置せず、そのまま洗濯する使い方が指定されています。洗剤を一晩置く方法を、すべての部分洗い剤に当てはめないようにしてください。
色柄物は洗濯表示と洗剤の成分を見て選ぶ
色のついたズボンやTシャツを洗う場合は、まず洗濯表示と手持ちの洗剤の用途を確認します。色柄物にも使える一般衣料用洗剤なら、必ずしも中性洗剤に買い替える必要はありません。

例えば、普段から洗濯機で洗っている綿のズボンに泥が付いた場合は、いつもの衣類用洗剤で前処理できるかを確認します。使用方法に直接塗布が認められていれば、その洗剤で対処する方法が考えられます。

一方、色落ちや風合いの変化が心配な衣類では、中性・無けい光の部分洗い剤が選択肢になります。

例えばウタマロリキッドは、中性・無けい光の部分洗い用液体洗剤です。メーカーも色柄物やおしゃれ着への使用を案内しています。ウタマロ石けんとは成分や液性が異なるため、衣類の色や素材に合わせて使い分けます。

特に、ウタマロ石けんの蛍光増白剤を避けたい衣類や、固形石けんを直接こすり付けたくない衣類では、リキッドタイプを選ぶ理由があります。

使う前に泥や砂をできるだけ取り除き、衣類の洗濯表示に従って汚れた部分を処理します。色落ちが心配な場合は、目立たない場所で洗剤を試し、色移りしないか確かめてください。

ただし、中性洗剤であればどんな泥汚れも落ちるというわけではありません。繊維の奥に泥が入り込んでいると、部分洗いだけでは落ち残ることもあります。

反対に、落ちないからと強くこすり続けると、生地が毛羽立ったり色が薄くなったりすることがあります。デリケートな衣類では、無理に力を加えず、洗える素材かどうかを優先してください。

ウタマロ石けんとリキッドの使用条件は、ウタマロ公式Q&Aでも確認できます。
泥汚れが広い範囲に付いたら洗濯用洗剤で下洗い
ズボンの膝から裾まで泥が付いた場合や、服の広い範囲が土で汚れている場合は、部分洗い用石けんだけで処理するのは手間がかかります。

こうした汚れには、普段使っている衣類用の液体洗剤を使った下洗いが向いています。

例えば、NANOX one 洗浄プラスのような衣類用液体洗剤は、通常の洗濯にも汚れた部分への直接塗布にも使えます。

液体洗剤なら、普段の洗濯と泥汚れの前処理を同じ製品で行えるため、専用の部分洗い剤を買い足さずに済む場合があります。

ただし、汚れが広い範囲に付いている場合は、洗剤を何度も直接塗るより、洗面器やバケツに洗剤液を作り、衣類を浸して軽くもみ洗いする方法もあります。

洗濯用液体洗剤を選ぶ際には、次の表示を見てください。

・用途:洗いたい衣類の素材に対応しているか
・液性:中性洗剤を指定された衣類に使用できるか
・蛍光増白剤:生成りや色柄物に使ううえで問題がないか
・使用方法:直接塗布やつけ置きが認められているか

たまに泥が付く程度なら、まずは手持ちの衣類用洗剤で前処理する方法を試せます。白い靴下の頑固な部分汚れには固形石けん、泥汚れの付いた衣類を頻繁に洗うならブラシ付きの専用洗剤というように、汚れの範囲だけでなく洗う頻度や作業方法も考えると、必要な洗剤を絞れます。

泥汚れを落とすには、洗濯前のひと手間が効く

​泥で汚れた衣類は、洗剤を付ける前の処理でも仕上がりが変わります。

泥汚れに含まれる土や砂は水に溶けにくく、そのまま水に浸すと粒子が繊維の奥へ入り込むことがあります。

ライオンが紹介している洗濯実験でも、泥汚れを最初に水洗いするより、洗剤を直接塗布してから洗濯した方がよく落ちる結果になっています。
乾いた泥を払い落としてから洗剤を使う
泥がまだ湿っている場合は、まず乾くのを待ちます。乾いたら衣類を軽くはたき、表面についている土や砂をできるだけ落としましょう。

厚く付着した泥は、柔らかいブラシなどで表面を軽く払う方法もあります。生地を強くこすらず、落とせる粒子だけ取り除いてください。

ここで注意したいのが、最初から水をかけて泥を流そうとすることです。

泥の粒子を取り除く前に水をかけると、汚れが繊維の間に入り込み、かえって落としにくくなる場合があります。

乾いた泥を落とす工程と、洗剤を使って洗う工程は分けるのがポイントです。
汚れに洗剤をなじませ、部分洗いをしてから洗濯する
表面の泥を取り除いたら、衣類と洗剤に合った方法で前処理をします。

普段使いの濃縮液体洗剤なら、泥汚れ部分へ直接塗布する方法があります。ライオンでは、乾いた衣類の泥汚れに濃縮液体洗剤を塗り、約5分置いてから洗濯する方法を紹介しています。

NANOX oneの公式Q&Aでは、通常の直接塗布に加えて、一晩(約12時間)置いてから洗濯する方法も案内されています。ただし、色落ちが心配な衣類では事前に目立たない場所で試し、洗濯表示にも従ってください。

一方、NANOX ドロ用は塗った後に放置しません。付属ブラシで汚れに塗り、すぐに洗濯機で洗います。

ウタマロ石けんの場合も手順が異なります。メーカー指定では、汚れた部分を水でぬらし、石けんを直接塗り付けてしっかりもみ洗いしてから洗濯します。

使い方を整理すると、次のようになります。

・一般的な濃縮液体洗剤:直接塗布に対応した製品なら、指定された時間を置いてから洗濯する。ライオンが紹介する方法では約5分
・NANOX one:直接塗布に加えて、一晩(約12時間)の塗布放置洗浄も可能
・NANOX ドロ用:ブラシで洗剤を塗ったら放置せず、すぐに洗濯機で洗う
・ウタマロ石けん:汚れを水でぬらし、石けんを塗ってもみ洗いしてから洗濯する

同じメーカーの洗剤でも、衣類用の液体洗剤と部分洗い専用製品では待ち時間が違います。とくに、NANOX oneで可能な一晩の塗布放置を、NANOX ドロ用で行わないようにしてください。

前処理が終わったら、衣類の洗濯表示に従って洗濯機で洗います。

泥がひどい衣類は、洗濯機に入れる前に洗面器などで汚れを落としておくと、ほかの衣類と分けて処理できます。

洗濯機に入れる洗剤も、多ければ多いほど汚れが落ちるわけではありません。前処理に使用した洗剤の量や製品の使用方法を踏まえ、適切な量にしてください。

洗濯しても泥汚れが落ちないときは?

​洗濯が終わっても靴下の足裏が黒っぽい、ズボンの膝に茶色い跡がある。このような場合は、同じ洗濯を繰り返す前に、どのように汚れが残っているかを見ます。

一部分だけ黒ずんでいるなら部分洗い、広い範囲に薄い汚れが残っているならつけ置き洗いというように、汚れの残り方から次の方法を選びます。
泥の粒が残っている部分を洗い直す
靴下の編み目やズボンの縫い目などに、細かな泥が入り込んでいる場合は、汚れが残った部分をもう一度処理します。

例えば、洗濯後の白い靴下で足裏だけが黒い場合は、ウタマロ石けんなどの部分洗い用石けんが選択肢です。

汚れた箇所を水でぬらして石けんを塗り、もみ洗いしてから、製品の使用方法に従って洗濯します。ウタマロ石けんなら、泡が付いたまま洗濯機に入れる方法もメーカーが案内しています。

すでに水にぬれている衣類を、無理に乾かし直して泥を払うところからやり直す必要はありません。汚れのある部分に洗剤をなじませ、繊維に残った泥を取り除く作業に移ります。

一度洗濯しても落ちないからと、最初から洗剤を大量に足したり、衣類全体を長時間つけ置きしたりする必要はありません。部分的な汚れなら、まずその箇所を集中して洗い直します。

ただし、強くこする回数を増やすほどよいわけではありません。生地が毛羽立ったり、色が薄くなったりする場合は、無理なもみ洗いを続けないでください。
広範囲に残る汚れは、洗剤液へのつけ置きも検討する
ズボンの膝から裾まで薄い泥色が残っている場合や、体操服全体がくすんでいる場合は、部分洗いを繰り返すより洗剤液へのつけ置きを検討します。

ライオンの泥汚れ対策では、落ちにくい広範囲の泥汚れに対し、水5Lに洗濯1回分の洗剤を加えた洗剤液を作り、30分〜2時間ほどつけ置きしてから洗濯する方法を紹介しています。

これは、同じ記事で紹介されている通常の下洗い用の洗剤液(水5Lに濃縮液体洗剤5mL)とは濃度が異なります。頑固な泥汚れをつけ置きする場合と、通常の下洗いの場合を混同しないでください。

使用する洗剤と衣類の素材によって、適切な濃度・時間・水温は異なります。色落ちが心配な衣類は、目立たない場所で試してから行います。

洗い直す際には、洗濯機の中に衣類を詰め込みすぎていないかも見直します。

例えば、泥で汚れた体操服やズボンを何枚もまとめて洗っていたなら、洗濯物の量を減らし、洗剤液が衣類に行き渡る状態で洗い直します。

部分的に残った泥汚れには部分洗い、広範囲の落ち残りにはつけ置き洗い、衣類を詰め込んでいた場合は洗濯物の量を見直すというように、最初の洗濯と変える点を明確にしておくと、同じ失敗を繰り返さずに済みます。

洗い直した後は、乾燥機に入れる前に汚れの残り具合を確認してください。

オキシクリーンや重曹、漂白剤でも泥汚れは落ちる?

​泥汚れを落とす方法として、オキシクリーンや重曹、酸素系漂白剤を使う方法も紹介されています。

ただし、これらはすべて同じ働きをするわけではありません。

泥汚れの中心となる土や砂の粒子を取り除く作業と、漂白剤による汚れの処理は分けて考えます。
オキシクリーン・酸素系漂白剤を使う場合
オキシクリーンは酸素系漂白剤のブランドです。メーカー公式でも、衣類の泥汚れに対するつけ置き方法が紹介されています。

製品に応じた量をお湯に溶かし、衣類をつけ置きした後、通常どおり洗濯する方法です。

オキシクリーン公式の泥汚れ対策では、40〜60℃のお湯を使用し、1〜6時間程度つけ置きする方法が案内されています。

ただし、どの衣類でもこの温度や時間で洗えるわけではありません。

ウールやシルク、革など、オキシクリーンを使えない素材があります。また、洗濯表示で指定されている温度を超えてつけ置きすることは避けてください。

漂白剤を使用できるかどうかは、衣類の洗濯表示にある三角形の記号でも確認できます。三角形に斜線が2本入っている場合は酸素系漂白剤のみ使用可能、三角形に×が付いている場合は漂白処理ができません。詳しい記号は消費者庁の洗濯表示一覧で確認できます。

洗剤だけでは残る汚れに酸素系漂白剤を使う場合も、先に泥の粒子をできるだけ取り除き、衣類に適した製品を選ぶという順番は変わりません。

なお、漂白剤は製品によって成分や用途が異なります。塩素系漂白剤を代わりに使用したり、複数の洗剤を自己判断で混ぜたりしないでください。
重曹を洗濯用洗剤の代わりにしない理由
重曹を使って泥汚れを落とす方法も見かけますが、重曹は洗濯用洗剤と同じ洗浄力を持つものではありません。

重曹は弱アルカリ性で、家庭の掃除にも使われます。しかし、泥汚れには繊維に入り込んだ土や砂を取り除く作業が必要です。

コープクリーンの公式Q&Aでも、重曹に洗濯用洗剤と同等の洗浄効果は期待できないと説明しています。

洗濯用洗剤を減らして重曹を加えた場合には、洗剤不足によって洗浄力が下がることもあります。

また、中性洗剤を指定された衣類に重曹を加えると、洗濯液が弱アルカリ性に傾く可能性があります。

泥汚れを落としたいなら、まずは洗濯用洗剤や部分洗い用石けんで処理する方法を優先してください。

泥汚れ用の洗剤を買い足す前に確認したいこと

​泥汚れを落とすために洗剤を買い足すなら、まず手持ちの洗剤で何ができるかを確認します。

普段使っている衣類用液体洗剤が直接塗布やつけ置きに対応していれば、泥汚れ用の洗剤を新たに買わずに前処理できます。

洗剤を追加する意味があるのは、例えば次のような場合です。

・靴下の足裏など、一部分の頑固な泥汚れを頻繁に洗うため、部分洗い用石けんを用意したい
・毎回手でもみ洗いする負担を減らすため、ブラシ付きの泥汚れ専用洗剤を使いたい
・色落ちや蛍光増白剤の影響が気になる衣類を洗うため、手持ちの洗剤とは異なる条件の部分洗い剤が必要

買い足す製品を選ぶ際は、汚れを落とす力だけでなく、衣類の素材、色柄物への使用条件、塗布後の待ち時間も確認してください。

とくに部分洗い剤は、塗った後にすぐ洗濯するものと、一定時間置いて使えるものがあります。どちらがよいかは、普段どのように洗濯するかによっても変わります。

泥汚れがたまに付く程度なら、まずは手持ちの液体洗剤で前処理する方法から始める。部分洗いが必要な汚れが繰り返し発生したり、下洗いの手間を減らしたくなったりしたときに、石けんや泥汚れ専用洗剤を買い足すと、必要なものを選びやすくなります。